FINE TILE

高品質な仕上がり、セラミックタイルと同等のメンテナンスフリー性
安全・安心、安価なコスト、環境適合性を特徴とした床材

時代が求める最新の床材。それがファインタイルです。先進のテクノロジーを駆使して誕生した画期的な商品。
従来のPVCタイルやセラミックタイルをも凌駕する床材となります。目を見張るような高品質な仕上がりと、セラミックタイルと同等のメンテナンスフリー性、それに安全・安心、安価なコスト、環境適合性などが特長です。
ファインタイルで施設内を明るく、ハイグレードな空間に創造することが出来ます。

ファインタイルとは

塩ビ系タイルの表面に薄いガラスの膜を形成し、塩ビ系床材でありながらセラミックタイルに近い高品質感、長期光沢維持性、メンテナンスフリー性が得られるようにした画期的な商品となります。そのため、塩ビ系タイルが持つ汎用性、低コスト、歩行性、滑り性、意匠性などと、セラミックタイルが持つ高光沢、高品質感、長期光沢維持性を併せ持つ唯一無二の商品です。また、セラミックタイルより低コストで導入が可能になり、後のメンテナンスも不要となります。仕様としては高光沢仕様、半艶仕様、艶消し仕様の3種類をラインアップしており、お客様のニーズにあったご提案が出来るように致しました。まさに時代のが求める先進のテクノロジーとなります。(特許第6065247号)

■高光沢仕様

■艶消し仕様

主な特徴

1

高品質感

塩ビ系タイルの表面に薄いガラスの膜を張ったような高品質な仕上りが得られ、その状態を長期に亘って維持することが出来ます。また、汚れが付き難く付いても簡単に落せることも特長です。さらには耐水性、耐油性、耐アルコール性、耐酸性、耐薬品性などに優れていることから、いつまでも綺麗な状態で管理することが出来ます。仕様としては高光沢仕様、中光沢仕様、低光沢仕様をラインナップしており、セラミックタイルと同様、後のメンテナンスが不要となります。ファインタイルで施設内をハイグレードな空間に作り変えることが出来ます。

2

安全性

セラミックタイルなどに比べて転倒事故のリスクが少ないことや、歩行性に優れていること(疲労感を感じないこと)などがあります。近年、高齢化社会に伴い、転倒事故や歩行による疲労感などが問題視されているため、このような観点からも時代が求める最新の床材となり、安全、安心となります。
また近年、天然素材などが見直されているため、自然素材に似せた床材、例えば木調タイルなどが注目を集めています。

3

コスト削減

新店や改装店の場合、セラミックタイルに比べてイニシャルコストを大幅に削減出来ます。特にセラミックタイルから「ファインタイル」に改装する場合は、上張り施工が出来るために工事に掛かる経費を大幅に削減出来ます。また、ランニングコストについても、セラミックタイルと同様に、後の定期メンテナンスが不要になるため、最も管理コストの掛からないシステムになります。よって、各種工法の中で最も低コストの導入が可能で、後の管理コストの掛からないシステムになります。

4

環境適合性

コーティング剤の出発原料がシリコーン、シリカ系の材料となるため、脱化石燃料、脱炭素の材料となることや、SDGsのテーマである海洋プラスティックゴミやCO₂排出規制の観点からも時代が求める最新の材料になります。加えて、剥離廃液を出さないことや定期メンテナンスが簡素化出来るため、水、電気、ガスなど限りある資源の有効利用が可能となります。

他社製品との比較

他社製品との比較

光沢維持性の実例

2
経過後

ニトリ

2
経過後

イオン

29ヶ月
経過後

ナフコ

34ヶ月
経過後

ヒルトンホテル

29ヶ月
経過後

ノジマ

16ヶ月
経過後

ハードオフ

ファインタイルのフローチャート

STEP1コーティング処理

STEP2店舗へ納品

STEP3ファインタイルの貼り付け

STEP4仕上げ施工・完成

ファインコートの成分と構造

1構造

塩ビ系タイルの表層部に、弊社が独自に開発したガラス系コーティング剤「ファインコート」の高硬度膜が形成されています。このファインコートは医薬品や化粧品などに使われるシリコーン(アルコキシシラン)とガラスを形成しているシリカ(二酸化ケイ素)から構成されています。シリコーンの持つ光沢感及び荷重時の変形追従性、シリカの持つ高硬度性という、特性の異なる性質を併せ持つコーティング剤で、この処理がタイルの表層部に形成されています。

2膜厚と硬度

ファインタイル表層部の塗膜は30~50μの薄膜ですが、「鉛筆ひっかき試験」で10~12Hに堪えられる硬度設計としています。膜厚を薄くすることで、床材の撓みに追従できると同時に、硬い塗膜による耐摩耗性を兼ね備えています。現在床用コーティング剤の分野で複数の競合商品(ワックス強化型コートやUVコートなど)が市場に流通していますが、何れも柔らかい樹脂系コーティング剤のため、硬度は3~6H程度と言われています。これらのコーティング剤は軽汚染部など、歩行条件の緩やかな箇所では効果を発揮しますが、スーパーマーケットや各種商用店舗など、重汚染箇所では満足のいく光沢維持性は得られていないのが実情です。

各種技術データ

1防汚性

下図に防汚性試験の結果を示します。ワックス処理品とコーティング処理品にマジックで落書きを行い、その後にティッシュペーパーで拭き上げを行っていますが、ワックス塗布面は汚れの除去が難しく、一方、コーティング処理面は汚れが簡単に除去ができ、元の状態に戻ります。よってコーティング処理品は防汚性に優れていることが分かります。

■汚れ付着

ワックス処理面

コーティング処理面

■汚れ除去

ワックス処理面

コーティング処理面

■汚れ除去後

ワックス処理面

コーティング処理面

2滑り性試験結果

ワックスは乾式・湿式ともに滑り抵抗値は低い値を示しており、セラミックタイルは湿式において低い値を示しているため、このような条件下では滑り易いということになります。一方、ファインタイルは乾式、湿式とも高い値を示すため、滑り難い床材であるということが言えます。

3燃焼試験結果

日本鉄道車両機械技術協会が行っている燃焼性試験にて評価しました。上の成績書の通り、コーティングを施した床材が難燃性であると判定されており、ファインタイルが燃えにくい性質を有することが確認されています。

4静電気特性試験

■滑り試験機を用いて、定性的評価を実施

静電気の発生しやすさを評価するために、基材の表面抵抗値を測定しました。数値が大きいほど帯電性が高く、静電気が発生しやすくなりますが、WAXに比べてファインタイルは表面抵抗値が低いため、比較的静電気が発生し難い材料であるということが言えます。

5耐摩耗試験

■ファインタイルの光沢維持性を評価を実施

耐摩耗試験の結果、WAXは光沢劣化が激しいですが、ファインタイルは光沢の劣化が殆どなく、光沢維持性に優れていることが分かります。

環境面(SDGsへの対応)

ファインタイルを導入することにより、メンテナンス作業周期延長により、水使用の削減、剥離作業による剥離廃液の削減など、SDGsへの取り組みに貢献することが可能です。

6.4
2030年までに全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し、水不足に対処するととに水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。

9.4
2030年までに、資源利用率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により持続可能性を向上させる。

11.6
2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。

12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を
大幅に削減する。